【編集者紹介記事】GANMA!の魅力あふれる編集者を紹介します 第13回:異例の経歴ながらも連載会議を沸かす大型新人 S藤氏
~はじめに~
マンガ家志望者の皆様、またはGANMA!編集部に入社希望の皆様、こんにちは。
元マンガ家志望者で、現GANMA!編集部のなんでも屋をやっている、たなかと申します。
マンガの原稿を持ち込んだり応募したりする際、気になるのは「この編集者はどんな人なんだろう」ということではないでしょうか。
編集部全体がどんなところなのか、どんな人がいるのかは、連載中の作家さんであってもなかなか見えない部分です。
また、編集部員として応募いただく際にも、内側はわかりずらいはず…。
そこで、GANMA!では数回に分けて編集部員を紹介していきます。応募を考えている作家さんの場合は気になる編集部員がいたら、応募の際に一言書いていただけると、もしかしたらマッチング率が少し上がるかもしれません。GANMA!に応募する際に、是非参考いただければ幸いです。
本日は第13回として、異例の経歴ながらも連載会議を沸かす大型新人、S藤氏をお呼びしました。
異例の経歴ながらも連載会議を沸かす大型新人 S藤氏
S藤氏はどんな編集者さんなのでしょうか?
自己紹介をお願いいたします!
GANMA!編集部のS藤です!
北海道出身で猫が大好きです。北海道出身ですがスキーはできませんし、寒いのは苦手です。
前職では飲食店2店舗の店長をしていたのですが、中学生のときに一度夢見た編集者になりたい!夢があるなら捨てるのはもったいない!と思い、突然上京を決めました。
もちろん商業的な面も鑑みてですが、できるだけ作家さんの好みを反映させることが編集方針です。
連載において、作家さんも好みのキャラやシーンを描ける機会が多いほうがやっぱり楽しいと思います。
あとはお仕事のパートナーとして相談できる編集者を目指しています。
一番好きなジャンルは少年漫画系です!スポーツ系も見ます。少女漫画も好きです。小学生の時は月500円しかないお小遣いを少女漫画雑誌「ちゃお」に使っていました(笑)
ジャンルで絞ることなく漫画を楽しんでいます。
S藤氏にとって作家獲得における担当をする判断基準は?
例えば応募していただいた時に、応募した理由が書いてあるなど、GANMA!例えば応募していただいた際に応募した理由に熱意が感じられるなど、GANMA!での連載に対して意欲的かどうかは重要視していますね。どんな目標でもそれを相手に伝えたい程なのかどうかは大事だなと思います。
こちらも全力で応援したい、サポートしたいという気持ちになります。
それと、日常的に絵を描く習慣やコンテンツを楽しんでいる様子があるかどうかもチェックしています。
SNSで絵や漫画に関する投稿が多い人は魅力的に写ります。
絵に限らずですが「好き」を発信している人はどんなことでも輝いて見えますね。
S藤氏が思うGANMA!のアピールポイントはなんだと思いますか?
連載された作品は全話、電子書籍刊行まで約束されているところは魅力かなと思います。
どんな形であれ書籍となって世の中に配信されるというのは嬉しいという作家さんのお声はよくいただいている印象です。あとは、商業経験がない作家さんに対しても積極的に連載を目指すGANMA!全体の編集方針は魅力的に感じる人は多いなと思いますね。また、作家さんの課題に真剣に向き合ってくれる編集が多い点も魅力だと感じます。
編集者になるにあたってどんな勉強をしましたか?
自分の好きな作品をもう一度読み返しました。当時、なぜ私はこの作品にハマったのか?と過去に自分に問いかけて「好き」を言語化するトレーニングや、作品コメントや記事で自分以外の反応をみたりしました。
あとはとにかく作品を読む!のと、ゲームシナリオの展開をノートに書いてみたり、歌の歌詞を書き出してみたりしてました。back numberの「わたがし」は「好き」という単語を出さなくても二人の心情と情景が思い浮かぶストーリーでできていて、すごいなと思います。
あとは現在進行形ですが、私はドラマや実写映画をあまり摂取してこなかったので有名どころの映画などから見ています。
新人作家さんがプロになるにあたって頑張って欲しいことは?
まずは作画を一番頑張ってほしいと思います。絵というのは誰が見ても目に入ってくる一発目の作家さんの個性だと思います。漫画が好きな人は絵を見るのも好きな人が多いです。「このポーズ好きだな」とか「このシーン迫力すごい!」など。特に見せコマでは自身の「好き」を出してほしいです。他には、例えば赤面するシーンを描くときに耳まで赤くなっている女の子がかわいくて好きなんだよなとか、照れ隠しで早口になっちゃうのが好きだななど、自分の好きな表情を極めてほしいなと思います。きっとそれがその作品の魅力となり作家さんの魅力になっていくと思います。
これから持ち込みをされる応募者に一言!
絵を描き続けている自分にまず100点です。
他のお仕事と比べると漫画家というのは少し孤独かもしれません。そんな中、絵を書き続けている皆さんは本当にすごいことだと思います。そして持ち込みというのはとても勇気のいることだと思います。私は持ち込みをすると決めた勇気は作家として必ず必要になってくるメンタルだと思います。
もっともっと多くの読者に見ていただくための一歩として、お気軽にお持ち込みください!
異例の経歴ながらも連載会議を沸かす大型新人 S藤氏のインタビューでした!
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