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【社会人からマンガ家を目指す!】マツダミノル先生インタビュー

社会人からマンガ家を目指す!

GANMA!では現在多くの作家さんが活躍されていますが、中でも特徴的なのは、もともとマンガ以外のお仕事をされていたり、育児に集中していた期間があったりと、一度マンガから離れた作家さん方が多く活躍されているということです。

今回は、会社でのお仕事をしながらGANMA! で連載デビューを果たし、現在『兄だったモノ』を好評連載中のマツダミノル先生に、GANMA!で連載を始めるまでや、社会人からマンガ家を目指す人にも参考になるお話をお伺いしてまいりました!

■兄だったモノ
(GANMA!で連載中)

兄だったモノ_マガジンヘッダー_恋愛訴求04 (1)

兄が死んだ。私は兄の恋人だったひとと、兄の墓参りに来ている——……。これは、兄の恋人と私と「兄だったモノ」のおぞましい恋の話

GANMA!で掲載されている作品のご紹介をお願いします。

マツダ先生:
『兄だったモノ』という恋愛ホラー作品を描いています。広島を舞台にして、ある女子高生が亡き兄とその兄の恋人だった男性を巡り、ドロドロ愛憎劇を繰り広げる話です。

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恋愛のドロドロにホラーの怖さまで加わり、一体この先どうなってしまうんだ…!!とページをめくる手が止まりません。マツダ先生ならではの絵のタッチと画面づくりが、綺麗さと静けさ、日常の中にほのかに漂う不気味さをいっそう感じさせます。2021年のGANMA!8周年企画では、【脚本賞】も受賞しています。

GANMA!で連載を目指されたきっかけと、連載決定までの流れについて教えてください。

マツダ先生:
Twtterで『兄だったモノ』の原型となる作品をあげていたら、GANMA!の担当編集さんが見つけてくださって、お声がけいただいたのがきっかけです!2020年の5月にDMをいただいて、そこからネームを何回か直したりして8月には連載が決定しました(早い!)。
話は少しずれてしまうかもですが、折角の機会なので一点だけ…!最近はSNSで声をかけられることも多いので、マンガ家志望者さんは是非マイナスな発言や攻撃的な発言を避けて、お仕事する人にも見られているぞという意識のもとSNSを利用すると良いかなと思います(偉そうにすみません…!)

SNSでの活動がきっかけで、連載が決まったという作家さんは多いです。持ち込みや応募の時間が限られている社会人作家さんは、SNSを有効に活用するのもよいですね!

会社勤めをされていたころ、どのような生活でマンガを描かれていたか教えてください。

マツダ先生:
9話くらいまでは実は会社で働きながら描いていました。その頃は仕事から帰ってくるのが19〜20時で、そこからご飯食べたりお風呂を食べたりして、22時〜24時を作業時間にあてていました。初めてのことだったので、毎日これはしよう、このページまではしようと、ノルマを決めてやっていました。
また、担当さんにiPadをお勧めしていただいたのもよかったです。私は朝会社に早めに7時に出社していたのですが、iPadさえあれば、会社の用事や掃除を済ました後に軽くやったり、お昼の時間を活用したりができたので…!(会社によってやって良いところと、やってはいけないところがあると思うので注意です!私が働いていた会社は大丈夫でした!)

すごくきちんとスケジューリングされています…!iPadは場所を選ばず作業ができるので、他の作家さんにも人気のツールです。

GANMA!の連載形態や制度で良かったことがありましたら教えてください。

マツダ先生:
ありがたいなと思ったのが、連載の1~3話を準備する期間中にお金が出たことでした!(※RouteM契約の場合のみ)
あとは制度ではないのですが、GANMA!さんでお声がけいただいてから連載が決まったスピードがものすごい早かったのは印象的でした。

GANMA!では、これまでの受賞歴や掲載歴に関わらず、すぐに連載を目指せます!(連載準備金は、RouteM契約の場合のみとなります。)

会社勤めをしていたとき、担当編集からの配慮で良かったことがありましたら教えてください。

マツダ先生:
内容重なってしまいますが、すぐレスポンスが返ってくるのが、ストレス少なくてありがたかったです!働きながらだとずっと漫画の作業に集中できるわけではないので、こまめにお返事をもらえるのは不安にならずにすんでよかったです。あとは同じ女性で年齢が近い担当さんというのも話しやすくて嬉しかったです。

なるべく作家さんをお待たせすることのないよう、社内でもこまめなチェック体制を整えています。

会社勤めを経験されたことで、今マンガ制作に生かせていることがありましたら教えてください。

マツダ先生:
正直言って、漫画界は若い人の方がチャンスのある業界なのかなとは思っていました。しかし、最近は大人として働いてたからこそ身につくものもあるよなと思うようになりました。社会知識みたいなものが身につくし、そこで得られた人間関係は良いものであれ悪いものであれ作品には生かせるはずです。なんなら、悪い方が作品には良いまであるかも…。

また、担当編集さんも人間なので、お仕事としてちゃんと話せる作家さんと話したいと思うんですね。それでいうと、会社とかに勤めていると、いろんな人と一緒に働く経験を積めるので、それは漫画家としてのやりとりの中でとても役に立つと思います。 

GANMA!には、幅広い年齢層の読者様がいらっしゃるため、求められる作品の幅も、描くキャラクターや感情の幅も広いです。社会人として働き、色々な方に出会った経験は、作品のリアリティを深め、作品の濃度を高める上でとても大切な経験になると思います。

マツダ先生のインタビューにもありますように、マンガ以外の経験を経てこそ生まれる作品があり、GANMA!はそんな作品を掲載できる場所です。『若くないとチャンスがないのでは…』と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ぜひ、あなたの作品を見せていただけましたら幸いです!

Twitter告知画像_3月16日掲載スタート (1)

マツダ先生のように、社会人からマンガ家を目指したい方へ
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GANMA!では、下記の応募窓口もご用意しております。こちらもぜひご覧ください。

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