GANMA!では夏の大型企画として、読切マンガを過去最大となる31作品掲載する「読切マンガ祭 夏の31連弾」を8月1日より開始しました！読切企画を盛り上げ、読切マンガをより一層楽しんでいただけるよう、掲載作家31名分のインタビュー記事を8月20日から毎日更新中！第30回は『マイナス少年少女』の作者である、吐露ころとさんです！

作者：吐露ころと
GANMA! で「白宵のガバメント」を連載中。
twitter:@toroko_knb

作品紹介：『マイナス少年少女』とは

プラスとマイナスは惹かれ合い、同極同士は反発しあう
磁石のようなそれが、もし人間にあてはまったら…
マイナス極体質の丞が一目惚れしたのは、同じくマイナス極体質の学園のマドンナ三原一花
反発しあう二人は、果たして結ばれることができるのか！？

Q.読み切りに詰め込んだ自分の性癖やフェチなどがありましたら教えてください！

吐露さん：
第一に今回はとにかく個人的に可愛い男の子が描きたくて。目が大きかったりと見た目もそうなんですが元気で動き回る、表情が豊か、何か目標や好きな事に対して一途に突っ走る子が好きで可愛いと思っています。そういう子はつい応援したくなってしまいますね。
あとは性格が暗い内気な子も可愛いと思っていますし、ぼさぼさした髪が好きなので友人位置の子はもさいモブっぽい子にしよう！と思っていました。ですがネームを直していく内にメイン気味になりそれはそれで沢山描けて楽しかったです。

▼主人公、丞は事あるごとに飛ばされるが、そのあとも諦めずにヒロインに突進していく。一途に突っ走る子そのものだ

Q.読み切りを描くにあたって発想のきっかけになったことがありましたらお教えください！

吐露さん：
元々は高校時代に考えた話が元ネタでした。
ラブコメで触れたいのに触れられないという状況が描きたいなと思ったのが始めで、そうさせるにはなんだ？と思って磁石。
それとマイナスといえば数学の−×−は＋が思い浮かんでいたので、そのように気持ち面でも2人が合わさればプラスになればなと。
高校の時は自分の中で上手く描ききれずボツにしてしまったのでこうして数年越しに表に出せるようになって嬉しかったです。
余談ですが名前を考える際に関係するものを入れたいなと思って丞、一花とキャラの名前に−を入れています。鉄朗はそのまんま鉄で。

▼マイナスとマイナスとが合わさればプラスになる
体は反発しても、二人の心はプラスになっている

Q.マンガ作成時のツールをお教えください！

吐露さん：
CLIP STUDIOを使っています。以前は仕上げより前の工程はアナログだったのですが最近ネーム〜仕上げまで全ての工程がデジタルに変わりまして。
アナログの時だと描いた時にキャラの大きさや位置が気に入らないと何度も描き直していましたがデジタル作業になってから移動拡大縮小が出来るのでとても助かっています。あとは一々写真を撮って送っていたネームがそのままデータとして送れたり。
私自身はデジタル機器が得意なわけではないので日々ツールと戦っています。得意な友人に教えてもらったり自分で調べて弄ってみたりと少しずつ色々と知り出来ることが増えていくのは楽しいです。

▼これがデジタルで描いたネームだ
デジタルだが、タッチはアナログで描いたような質感となっている
かなり綺麗で細密なネームである

読み切りについて一言お願いします！

吐露さん：
普段連載しているものでは中々描けないものを好きに描かせていただきました。
テンポ良くを目指しましたので少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。よろしくお願いします。

次回予告！！

明日9月19日(木)は、『桜はとても可愛いので』の作者、九目さんへのインタビュー記事がnoteマガジンで公開です！

GANMA!について

吐露ころとさんの『マイナス少年少女』は、マンガアプリ「GANMA!」で2019年9月30日まで無料公開中です！
読切マンガ31作品はもちろんのこと、オリジナルマンガ190作品以上が掲載！サスペンス、恋愛、バトル、ホラー、ラブコメ、ファンタジー、ギャグなど様々なジャンルのマンガが毎日配信中です！
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GANMA! 読切マンガ祭 夏の31連弾（読者アンケート受付中）

秋も近づいてまいりましたが、GANMA!な夏を、マンガの夏を、お楽しみくださいませー！