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【裏GANMA!】あの「まんが未知」の裏話を聞いた!平田トウエイ先生×担当編集特別対談企画


GANMA!では、テレビ番組「まんが未知」とコラボしてマンガを制作いたしました!
GANMA!から初のコラボ作家さんとなったのは、現在『彼女に呪われてるけど幸せなのでOKです☆』を連載中の平田トウエイ先生。
今回は「まんが未知」を放送する上での裏話を平田トウエイ先生と担当編集である石橋氏にお伺いしました。

まんが未知について
🤜💥芸能人×漫画家💥🤛
テレビ朝日で毎週水曜 25:56〜放送!(※一部地域を除く) 漫画好きな芸能人が原作を考え、それを漫画家が作品化✒️ できた作品はサブスクで配信しちゃいます📱⚡ 目指せ大ヒット‼️ ▽ABEMA,TVerで1週間の無料見逃し配信アリ!

まんが未知コラボ作品はこちらから読むことができます!
https://ganma.jp/mangamichi
平田トウエイ先生の作品は 『英雄喰いのガーゴイル』となります。

登場人物

平田プロフ

平田トウエイ先生
GANMA!にて『彼女に呪われてるけど幸せなのでOKです☆』を連載中。
Twitter:@toei2814

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石橋氏
彼女に呪われてるけど幸せなのでOKです☆』の担当編集者
たなか
この記事のライターでありコミックスマート(株)のしがない平社員。

企画を聞いたときの第一印象は…?当初は全く別ものの企画だった!


たなか:
事前に先生に向けて石橋氏の方からこういう企画があるという話を先生にさせていただいたかと思うのですが、その時の第一印象をお教えください。

平田先生:
そうですね。初めて話を聞いた時は実はあんまり現実味がなくて……。
こういった話って結局流れるんじゃないかなって思っていて。
自分が東京に行って芸能人と話してマンガを書くということが現実味がなかったです。最初はピンと来なかったですね。

たなか:
そうですよね。テレビで芸能人の原作のマンガを描くってなかなかない機会ですもんね。それにコラボする相手の方も現在ノリに乗ってる芸人さんですもんね。

宮下兼史鷹
今回「まんが未知」にて平田先生がコラボした芸人さん。
人気お笑いコンビ宮下草薙のツッコミ担当。

平田先生:
そうですね。あとはそれをスケジュール的にこなせるのかなという不安もありました。


たなか:
石橋氏からは最初どのように先生にお伝えしたのでしょうか?

石橋さん:
企画そのまんまお伝えしました。テレビで、芸人さんとコラボで……という形で。最初に作家さん候補として提案していいですか?と平田先生に聞いたんですよね。その後トントン拍子で平田先生が選ばれました。先生は「俺が選ばれるわけない」って感じでしたよね。


平田先生:
どういう範囲から作家さんを選んでいるかわからなかったので、選ばれないんじゃないかなぐらいに思っていました。選ばれたと聞いた時はウソだと思いましたね。現実味がなさすぎて。

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↑選ばれた時には嘘だと思ったという平田先生。
ドッキリならぬ逆ドッキリである。

石橋さん:
外部の会社さんとの企画っていろんな事情で流れてしまうことも多いので、僕も正直最初はふわふわしたまま進めてました。笑。


たなか:
外部の会社さんとの企画ってなかなか難しいですからね。
放送されたものを見た時は私も感動しました。
当初、企画の内容が戦隊モノのパロディだと聞いていたとのことですが、それはいつ頃聞いたのでしょうか?


石橋さん:
最初からメールに大まかな内容が書いてあったような気がします。「戦隊もので〜」ということで。
それで平田先生推薦したんですよね。


平田先生:
ああ、コメディだから僕、なるほど、みたいな。僕も当初の企画を聞いた上で面白い展開とかを考えていたのですが…。まあ全部ぶっ飛びましたけど。

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↑平田先生の連載作『彼女に呪われてるけど幸せなのでOKです☆』は、シュールなギャグラブコメが特徴である
だが、実際に制作したのは真逆のダークファンタジー作品だった

石橋さん:
実際に原作案で来たのが超シリアスダークストーリーでしたからね。

鹿児島から東京へ向かうのも一苦労!
到着時、まさかのトラブルが発生…!?

たなか:
先生の拠点が鹿児島ということで、今回東京に来られた時点でトラブルがあったとお伺いしたのですが、どういったことがあったのでしょうか?

石橋氏:
先生が迷子になりましたね。

平田先生:
関東に住んでる知人に羽田空港に来てもらう予定だったんですけど、空港についてスマホの電源を入れたらLINEが来ていて、「ごめん、用事で行けなくなった…!」と…。
そこから途方に暮れてしまって、事前にいろいろモノレールとか京急線とか電車のルートは頭に入れていたんですけど、頭に入れてるだけで実際に乗ったことはないので迷子になってしまいました。

たなか:
おお…それは大変でしたね。

平田先生:
収録に間に合わなかったらやばいぞ…!と思ってちょっと怯えました。
タクシー飛ばすか…って考えたんですけど、羽田空港のタクシーなんてどうせ人が多いから乗れないだろうなって思っていたら意外と普通にタクシーを捕まえることができました。 結果30分後には六本木に着いちゃいました。運がよかったんだなと思います。

たなか:
今回はテレビ撮影ということで、絶対遅れられないですもんね。

平田先生:
そうですね。その他のハプニングというと、実は石橋さんとお会いしたことがなくて、その時初めて対面したんですよね。お互いに顔がわからない状態で待ち合わせだったので、かなりドキドキしました。
唯一石橋さんの写真がLINEのアイコンに載ってて、それを頼りに探しました。

石橋さん:
キ●ークイーンのポーズしてるやつですね。
僕もどなたが先生かわからなくてお互い手探り状態でしたね笑

たなか:
出会い系の初めて会う時みたいで面白いですね。笑

石橋さん:
そうですね。1回すれ違ったんですけどわかんなくて、戻って「あ。」みたいな。わかんないんですよね、確信がないから。

平田先生:
正直、僕微妙にに「この人かな…?」って思ったんですけど、声かけられなくて通りすぎちゃって。

たなか:
いいですね。恋が生まれそうな感じで。笑

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↑雑踏ですれ違う平田先生と石橋氏

平田先生:
あ、あとこれは僕の問題なんですけど、石橋さんから「移動にかかった領収書、持ってきてますよね?」って言われたんですけど僕持ってきてなくてですね。で、また六本木で途方に暮れて、今度はどうしようと思って。半泣きでPCを取り出して、ファミマのネットプリントで印刷してましたね。
最初は六本木でいい感じのごはんとか食べたいなと思ってたんですけど、そんな時間もなくて、結局イートインで惣菜パン食ってました。ちなみにたまごパンでした。

有名俳優たちに囲まれる平田先生

たなか:
撮影会場でのエピソードはありますでしょうか?

石橋さん:
楽屋の前でテンション上がった話ですかね。

平田先生:
僕が覚えている方だとゴスペラーズ、広末涼子、椎名桔平の名前が楽屋に刻まれていました。

たなか:
錚々たるメンバーだ…。

石橋さん:
そこに平田トウエイが並んでいて。あれは結構壮観でしたね。

平田先生:
なんだこれ…広末涼子と宮下兼史鷹に囲まれてる…!ってなりました。
見たことない光景でしたね、あれは。姿が見れなかったのが惜しかったです。見たら見たで固まってしまったかもしれませんが…。

撮影現場での緊張感はMAX!驚きの機材トラブルも…

たなか:
では次なんですけれども、撮影現場の雰囲気についてお伺いしてもよろしいでしょうか?放送で対面当時かなりシーンとした雰囲気が漂っていましたが…。

平田先生:
だいたいテレビ放送の通りじゃないかなと。ピリピリとかはしてないですけど、緊張した空気はありました。何をしゃべっていいかわからなかったです。

たなか:
なるほど。放送では、芸人さんのネームを読まれているときに、すごい頭を抱えられていましたよね。あの時はどういった心境だったのでしょうか?

平田先生:
そうですね。読んでて完全に中世ヨーロッパをモデルにしたようなファンタジーで、のっけからどんどん人が死んでいくし、これ俺が描くの…?と思いながら読んでいました。
僕は落ち着いて読まないと内容が頭に入ってこないタイプなので、
一生懸命食い入るように読んでいるというよりは、頑張って読んでいるんですけど頭に入ってこないといった感じで頭を抱えていましたね。

たなか:
それであの苦悶の表情だったのですね。

石橋さん:
ディレクターさんがいてADさんがいてカメラさんがいて宮下さんが横で見てる中で読むのって緊張しますよね。

平田先生:
そうですね。緊張してどうしよう何を言えばいいんだろうと思っていたら、石橋さんがもっと早く全体を理解してくれていたみたいで、ぱぱっと感想を言ってくれて僕的には助かりました。

たなか:
編集者としてのサポートがすごい…。

石橋さん:
まあ、使われませんでしたが。笑
いやでも緊張しますよね、あれは。僕も全然入ってこなかったですもん。

平田先生:
とりあえず何か言わないといけないよなと思ってチラっと横を見ると、すごい宮下さんがこっちを見られていて。
真正面見るとカメラ回ってるしで、かなり追い詰められました。

たなか:
いろいろな環境要因があって、あの神妙な雰囲気が生まれたのですね。
他に現場で面白かったエピソードはありますか?

平田先生:
僕、映像でパソコンを出していたじゃないですか。
問題なく使えていたように見えたかもしれないですが、実際にはパソコンがフリーズして動かなかったんですよ。
それもかなり焦りましたね。あと、いつも使っている高い方のペンが充電されてなくて、それにも焦りました。

石橋さん:
ありましたね。

平田先生:
やばい、動かないってなって、ついでに買ってた1500円の安いペンの方で描いたんですよね。持ってきておいてよかったです。
あと、僕が描いている時にもやっぱり宮下さんがジッとこっちを見ていました。少年のような目をしていました。

石橋さん:
宮下さんだけでなく、スタッフさんもみんな先生の画面見てましたよね、あの時。あの時の気まずさやばかったですね。

たなか:
よくそんなプレッシャーの中で…。流石です。

平田先生:
あの時は手が震えましたね。

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↑多くの人に見つめられながらキャラクターをデザインする平田先生
かなりのプレッシャーが伴う作業だったという

こんな大変なオーダーが!原作を漫画にする難しさとは!?

たなか:
今回芸人さんとコラボするにあたって苦労したことをお伺いしたいです。一番難しかった宮下さんからのオーダーなどありましたでしょうか?

平田先生:
そうですね、一番難しいなと思ったのはやっぱりラスト付近ですかね。
最後の勇者シグの表情の解釈を入れたくないといったこだわりを実現させるのがかなり苦労しました。できるだけ説明したくないっていう、宮下さんの映画思考というか、絵で語らせたいといったご意見をできるだけ実現させるようにしてみました。このあたり、映像とマンガでどう帳尻を合わせたらいいかというところに難航しましたね。
回想の部分は結構ネームから変更しました。本当はもっと回想シーン多かったんですよね。かなり縮めました。

石橋さん:
その辺の取捨選択はかなり大変でしたね。16ページ前後でまとめる必要があったので、どうやって収めるかというところもありましたし。難しかったですね。

平田先生:
回想も含めると5回も場転がある構成で、かなり情報量の多い作品なんですよね。僕はネームを2段階に分けて切るのですが、最初の荒削りのネーム段階で20パージを超えていました。
やばいぞ、と思って、とにかく早く作って石橋さんに見せました。

たなか:
おお……。過酷だ…。

平田先生:
正直僕一人で完成度上げるのは無理だと思ったので。石橋さんに見せてから精度を上げるしかないと思って。
二人で頭をひねった挙句、極力回想部分を簡潔にしようということになり、2か所あるうちの1つの回想を2コマに収めました。最初は1.5ページくらいあったんですけど、こんなんじゃ入らない!と思って2コマに圧縮しました。
かなりそこで頭を捻りましたね。

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↑かなり苦労したという回想のシーン
削ったというが、物語として読みやすく違和感のない構成となっている

たなか:
さすがプロの仕事ですね…。

石橋さん:
今回の仕事で、改めて先生はまとめる力がすごいなと感じましたね。宮下さんのオーダーに応えつつ、漫画としてクオリティの高い作品に仕上がったと思います。

たなか:
石橋さんも映像の中でおっしゃってましたよね。私も実際マンガ見たときに内容の濃さと構成力に驚きました。これを18ページで!?と。

たなか:
石橋氏から見て一番大変だった部分はありましたでしょうか?

石橋さん:
あんまり経験したことがないタイプの企画だったことと、僕がこの企画のGANMA!側の取りまとめをやっていたこともあり、途中かなりバタバタしました。ただ、自分の担当作家さんがテレビ番組に出演して芸人さんと漫画をつくる、というすごく貴重な経験ができたので、色々と勉強になりました。

たなか:
そうですよね。本当にお疲れ様でした。先生とはまた違った苦労ですね。

石橋さん:
ちゃんと乗り切れるかな?というドキドキ感でしたね。

たなか:
今回の企画の総評をお教えください。

平田先生:
大変でしたけど、全体的にはプラスになったと思います。
新しいきっかけがない限り、ダークファンタジーは描かなかったと思うので、いい勉強になりました。
あとは、宮下さんも気に入ってくれたみたいで良かったです。宮下さんは自他ともに認める我の強い方なのでどうだろうと思っていたんですけど、続きを描きたいと言ってくださったので、そういう意味でもいいものになったんじゃないかなと。

石橋さん:
平田さんは今まで基本ギャグ漫画しか描かれたことがなかったので、新しい一面を見ることができたのはすごく良かったです。今後の連載にも活かせそうだなと思いました。

最後に読者の方々に一言!

平田先生:
コメントはいつも目を通しています。今回はかなりシリアスな内容でしたけれど、基本的に僕はコメディの人間で、今回のマンガを描くためにアクションに力を入れてかなり勉強しました。
この技術で、今後の連載を良くしていきたいです。いい意味でくだらない、おバカな世界をより魅力的に描いていきたいと思っているので、たくさん応援してください。

石橋さん:
今後、『彼女に呪われてるけど幸せなのでOKです☆』では今までにはない展開が結構あります。話のスケール感とか展開とかどんどんパワーアップしていくので、、これからより一層盛り上がっていくと思います。今後も絶対読んでくれよな!って感じです。

「まんが未知」コラボ作品はこちらから読むことができます!

https://ganma.jp/mangamichi
平田トウエイ先生の作品は 『英雄喰いのガーゴイル』となります。
是非お楽しみください。

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まだまだがんばります。
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