【インタビュー記事】2019年度Gトーナメント参加者、宙埜つき先生にインタビュー!
現在開催中のG!トーナメントの過去の参加者にインタビューを行いました!
今回は、2019年度参加者の、宙埜つき先生です!
作家紹介
宙埜つき
第1回G!トーナメントに参加し、
読切『色彩の分からない私だけに見える友人』をGANMA!にて掲載。
現在準備中の新連載は、GANMA!にて8月ごろに配信スタート予定!
作品紹介:「色彩の分からない私だけに見える友人」
G!トーナメントに参加したきっかけを教えて下さい
宙埜先生:
コロナ禍で、大学がオンライン授業になり時間があったので、マンガを初めて描くようになりました。
GANMA!は高校生の頃から読んでおり、漫画賞の存在を知っていました。
G!トーナメントは100作品が掲載されるので、自分の作品も載るのではないかと思い、せっかくマンガを描いたなら、多くの人に読んでもらいたいなと思い応募しました。
応募作品はどのように考えて作りましたでしょうか。
宙埜先生:
他出版社さんの作品を見て、マンガを描きたいと思ったのが描き始めたきっかけだったのですが、 読者さんの記憶に残ってほしかったから、読者さんが想像できない展開を描いてみたいと考え作りました。 なので、コメント欄に最後のオチが予想つかなかったという感想があって、うれしくなりました。 大きな声で話せないのですが、応募作品の題材に「殺し屋」を選んだのは、 バイト中にお客さんに対してむかついたので、 その怒りをマンガの登場人物にぶつけたいと思ったからですね(笑)。
G!トーナメントの作品は基本全部そのままGANMA!アプリ内で掲載されますが、読者のコメントやリアクションを見て、どう思われましたでしょうか。普段のTwitterでの投稿などと違いはありましたでしょうか。
宙埜先生:
今までは投稿すらあまりしなかったので、コメント自体がうれしかったですし、 賞だからなのか暖かいコメントがあってのがうれしかったです! 今ではマンガを描く際には、人に読んでもらうためという前提で描くようになったと思います。
トーナメントが終わり読切を経た後、連載権を獲得されましたが、連載に向けてどのように準備されていますでしょうか。
宙埜先生:
いろいろ準備をしましたが、まず、デッサンの練習をしたのと、 担当編集経由でGANMAの連載作家さんのアシスタントに入らせていただきました。 また、描きたい作品のテーマに関わる本や資料を20冊近く読んで勉強しましたし、 関係する映画も3~4本見ました。
担当がついてから作品作りで変わった点などありますでしょうか。
宙埜先生:
賞に応募した時は、まだマンガの基礎をあまり知らなかったですし、 そもそもプロットとかネームすら描いたことがなかったので、今では当たり前のことすら知らなかったです。 そこで、担当さんにマンガを作る際に抑えるべきポイントについて教えてもらいました。 プロットを詰めることでコマ割りの数が一緒でも、 賞の時と比べて濃い内容の物語が描けるようになったと思います!
これからG!トーナメントにご応募する方々に、一言メッセージをお願い致します!
宙埜先生:
私の場合、賞に参加した時は予選敗退だったのですが、 賞に参加した後と賞に参加する前では、努力の仕方や量が変わりました。 まずは、作品を仕上げてみないと何も始まらないことがよく分かりました。 描いてみたら一歩進む。そこからマンガを描く量や、マンガに対して時間をかける量も増えました。 つまり、漫画家を目指しているのであれば、まずは描き上げてみる、 そして賞や投稿サイト、出版社に応募してみてほしいと思います!
G!トーナメントを開催中
現在GANMA!では年に1度の大型マンガ賞『G!トーナメント』開催しております。
経歴 年齢一切不問、受賞作品でなければ、他社応募済の作品でもOKなマンガ賞となります。
優勝者には連載権と賞金50万円を授与いたします。
2022年の募集締め切りは5月31日まで
詳しくはこちらをご覧ください。
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